One minute
スペインワーホリビザ取得までの話
ちょうどフリーランスエンジニアとして、東京でも少しずつ自信がついてきたので、いっそのことどこかに移住してトライして見よう。ということで、バルセロナに引っ越すことにしました。
下準備
8 月に大学を卒業するので、準備期間なども含めて、9 月の下旬に飛び立つことを決定。大使館 HP にも書いてあるように、ワーホリビザには、事前に航空券を買っておく必要があります。なので、適当に 9 月頃の一番安いチケットをスカイスキャナーで探し、購入。他にも、行動の計画表や、外国人番号の登録申請書など、とりあえず HP に書けと言われているものはすべて書く。
予定表は、何をどれくらい詳しく書けば良いのかもわからなかったので、本当にざっくりと書きました。一応欄は 10 個くらいあるのですが、私は、
- 9~12 月、仕事。
- 年末年始あたり、旅行。
- 2 月以降、仕事。
という、仕事する気満々の予定を書きました。これの是非については、また後ほど。
ビザ申請に行った。
7 月の初旬、当時住んでいた秋田県から東京に帰郷し、六本木一丁目駅の近くにあるスペイン大使館までビザの申請をしに行きました。まず、トリッキーなのが、六本木一丁目の駅の構造。後ほど話すように、3 回訪れて気づいたのは、地下鉄の出口の目の前にある外にあるエスカレーターをまっすぐ上に上がって、おしゃれな HARIO のカフェを左手に見ながら、スウェーデン大使館が見えるまで直進し、左折すると左手にスペイン大使館があります。入り口は蔦が生い茂っていて、少し見えにくくなっていますが、門をくぐると、直ぐにセキュリティの方が話しかけてくれます。
スペイン留学をした友人が、朝イチで行かないととても混むという情報をくれたのですが、早起きすることもできず、10 時過ぎころに到着したと思います。ですが、思ったよりも混んでおらず、10 分も待たないうちに自分の番が来ました。おそらく、夏休みなどのピークのとき以外は、意外と空いているようです。以後、夏休み以外の季節に 2 回訪れましたが、いずれも、15 分以上は待たされませんでした。
窓口では持ってきた書類を出し、窓口の人が確認し、お金を払うという簡単なものです。ですが、二つ指摘を受けました。一つ言われたのが、計画書が仕事メインすぎるということ。「働きすぎると違法就労に当たりますから気をつけてください」と釘を刺されました 😅 もう一つは、完全なミス。医者の診断書の日付をもらい忘れたので、もう一度医者に行って、書いてもらって、上から病院印を押して郵送してくれとのこと。これは完全に余計な手間を増やしてしまい、痛恨のミスでした。日付はお忘れなく。
後は待つ
パスポートも取り上げられ、窓口では、「8 週間後には準備できています。メールが来たらまた出頭してください」と言われました。Twitter などを漁ってみると、意外と早く来ただとか、4週間もせずに準備ができたなどの情報もあったので、のんきに一ヶ月位でメールが来るだろうと高をくくっていました。ですが…
来ない。
一ヶ月経っても来ない。まぁ8週間って言ってたし、とりあえずそれまで待ってみる。ですが、7 週間目の月曜日になっても、一向に連絡が来る気配がなし。フライトが3週間後程に迫ってきていたので、こちらも少し心配になり、電話をしてみることにしました。水曜日に電話をしたんですが、自動音声ガイダンスに従って、領事部に連絡を入れようとしても、混み合っているとのことで一向に繋がらない。数分おいて再びトライしても、繋がらない。最終的に夕方まで待ってみると、繋がりました。でも、自動音声ガイダンスも 3 回目だったので、適当に番号を打っていたので、もしかすると違う部署にかけてしまってたかもしれません😅 だから繋がったのかな… とりあえず、事情を説明してみると、「8 週間待って下さいって言われたんですよね?だったら 8 週間待ってから電話して下さい。」と取り合ってもくれませんでした。出国の 1 週間前くらいになったら、状況を確認してくれると言われました。僕のパスポートを持ってるわけだし、もう少し丁寧に対応してほしいと思う反面、お役所なんてそんなもんだよね、と諦めました。
でも気になるので、大使館に行ってみた
でも、8 週間を過ぎた月曜日、ちょうど仕事もなかったので、六本木の大使館に行ってみました。スペイン留学をした友人が、学生ビザに関しても、全然連絡が来なかったので、試しに問い合わせてみたら、もう準備はできていて、連絡が行ってなかっただけということがあったと言っていたので、少しそのケースを期待していました。ですが、電話のときと同じく、連絡が行っていないのは準備ができていないからだと言われてしまいました。他に言われたのは、
- 一人ずつ状況を確認してあげることはできない
- 9 月は留学ビザのピークなので、出国当日に準備できるなんてケースもあるくらい忙しい
- 8 週間とは言ったものの、それはあくまで目安。もっとかかるかもしれない
- 出国 1 週間前とかになったら、もう一度問い合わせてくれとのこと
この様に、わざわざ六本木に行っても、あまり掛け合ってはくれませんでした。
8.5 週間でやっと発給された
門前払いを食らってしまった 2 日後、やっとビザが発給されたとのメールが来ました。果たして 2 回も問い合わせたことに意味があったのかはわかりませんが、とりあえず無事にパスポートを取り返すことができてよかったです。
最後に
以上が私が個人的に経験したスペインのワーキングホリデービザを取得するまでの道のりでした。 しっかりと時間に余裕を持って申請することが大切ですね。言われた時間よりも長くかかるとはネットの情報からするとあまり考えていなかったので、かなり日にちに余裕を持った飛行機のチケットを買っておいてよかったです。